狙われない部屋の作り方
防犯度を高めて、「狙われない部屋」を作りましょう。
部屋の中からできる対策
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ドアの郵便受けに目隠しをつける
ドアに郵便受けがついている場合は、外側からのぞかれる可能性があります。最悪の場合、そこから工具を差し込んで鍵を開けられる(サムターン回し)場合も。粘着テープで布や厚紙などを貼って、カバーしましょう。
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玄関に女性っぽさをださない
宅配便の業者、出前の配達、通りすがりの隣人など、玄関が人目にふれる機会は意外と多いもの。
その玄関には、実は個人情報がたくさん詰まっています。玄関に女ものの靴ばかりが並んでいる、靴箱の上にキャラクターのぬいぐるみがぎっしり置かれている、玄関マットがいかにも女の子っぽい...など、ひと目で「女性のひとり暮らし」とわかる玄関は危険です。
靴はなるべく靴箱に収納し、できれば男性ものの靴を一緒に置くなど、気を配りましょう。また、玄関のインテリアを楽しむ場合も、あまり女性っぽくなりすぎないよう、注意して。 -
カーテンは性別がわからない色に
インテリアにこだわりたいのはわかりますが、カーテンは、なるべくシンプルで、性別のわからないものにしましょう。花柄やパステルカラー、キャラクター系などは、ひと目で「女性の部屋」とわかってしまいます。
また、薄手のカーテン一枚では、ちゃんと閉めても外から透けて中の様子がわかってしまいます。特に、外が暗くて室内が明るいときは、影絵のように中の様子がまる見えに。なるべく遮光性のあるカーテンを選び、できればレースのカーテンも重ねて、外からの視線をシャットアウトしましょう。 -
ベランダや窓際に鉢植えを置く
犯罪者は侵入時に音がするのを嫌います。ベランダや窓際に鉢植えを並べておくと、「踏みつけて音がするのはイヤだな」と考えて、狙いにくくなります。
ただし、ベランダにあまり大きな鉢を置くと、かえって侵入時の足場になることもあるので、注意しましょう。 -
玄関から室内が見えないようのれんなどを使用
特にワンルームや1Kの場合、玄関からキッチンや部屋の中がまる見えになるケースが大半です。家の中がまる見えになると、「女性のひとり暮らし」と悟られるうえ、間取りがわかることで、犯罪者に狙われやすくなります。
訪問者に応対する場合は部屋と玄関の間の扉は閉め、ドアもチェーンをかけた状態で開けてください。廊下の間にのれんやパーテーションを設置するのも効果的です。「見られる=情報を与えている」ということを忘れないようにして。 -
ベッドは窓から離して配置
ベランダや窓のそばにベッドを置くと、カーテンのすき間などから、寝ている間にのぞかれる危険性が増します。レイプ魔はもちろんですが、空き巣や強盗目的でのぞく犯罪者も、寝ているのが女性ひとりだとわかれば、そのまま侵入してくる可能性もあります。ベッドはなるべく窓から遠い位置に置き、窓際には「女性のひとり暮らし」と悟られないようなものを置くようにしましょう。
外側からの対策
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1階の場合はセンサーライトもプラス
窓の外がすぐ道路、駐車場、空き地などの場合は、犯罪者が下見、侵入をしやすく、危険です。市販のセンサーライト(人が近づくと点灯する)をつけて、しのびよる犯罪者を撃退しましょう。防犯意識の高さをアピールすることにもなり、狙われにくくなります。
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外から留守がバレない工夫をしよう
不在時の多いひとり暮らしの場合、防犯対策は「いかに留守を隠すか」がポイント。帰りが遅くなるときは、テレビや照明にタイマーをセットしておき、自動的に明かりや音がつくようにするのも手。
また、郵便受けにたまった新聞や郵便物は、留守を雄弁に物語ってしまいます。旅行などで長期間留守にする場合は、新聞や郵便の配達をストップしてもらうのを忘れずに!もちろん、「○日から○日まで旅行に行ってきま~す」なんて応答を留守電に吹き込むのは、もってのほかです。 -
表札は出さない、または印刷文字で姓だけに
フルネームの表札、女性らしい文字で手書きの表札、ピンクの台紙の表札などは、すべて、「女性のひとり暮らしです」と公言しているようなものです。
現在、都市部のひとり暮らしで、表札がないからといって困るようなことはほとんどありません。表札は出さないほうが無難でしょう。もしどうしても表札がないと不便な場合は、姓だけにして、男性に書いてもらうか、一般的な白い紙にシンプルな印刷文字にして。 -
洗濯ものは室内に干すか男ものと一緒に
洗濯ものは、なるべく室内に干しましょう。特に女性ものの衣類や下着は、室内、それも窓から遠い場所に干してください。ニオイや湿気が気になる人は、ニオイを抑える室内干し用の洗剤や除湿器を活用して。
どうしても外に干したい場合は、バスタオル(シンプルな色柄のもの)で周囲を囲むように干し、外から見えないようにしましょう。男性もののシャツや下着を一緒に干すとベターです。