防犯NG行動チェックリスト
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いつも同じ電車や経路を利用する
犯罪者の多くは、下見をしてから犯行に及びます。毎日同じ道や同時刻の電車を利用する=相手に行動パターンを知らせている、ということ。たまには早起きして電車の時間をずらす、自宅と駅の間の経路を日ごとに変える、などすれば、犯罪者に行動を読まれにくくなります。
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カードの暗証番号は誕生日
財布を落としたときはもちろん、今、大問題となっている「スキミング」でも、被害を防ぐには、暗証番号を知られないこと。誕生日や電話番号だと簡単に推測されます。また、たとえばロッカーやメールなどにカードと同じ番号を使うのも、暗証番号を知られるきっかけになります。
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歩きながら携帯電話で話す・メールする
ついやりがちなこの行為。でも、すぐ後ろに人がいても気づかないなど、犯罪者からみると「周囲への注意力が薄く、ターゲットにしやすそう」に思えるのです。いざというときにすぐ助けを呼べるよう、手に携帯電話を持っておくのは○ですが、通話やメールは安全な場所で。
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ゴミを出しにいく程度なら鍵はかけない
たとえ一瞬でも、鍵をかけないのはNG。誰も見ていないと思っても、様子をうかがっている隣人が犯罪者になることもあるのです。最悪の場合、部屋に戻った途端に鉢合わせ...なんてことにも。どんなに近所に出かけるときでも、必ず施錠して。
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玄関前で鍵を探す、すぐに鍵をかけない
この行為は、「私の家はここで、中には誰もいません」と公言しているようなもの。犯罪者がつけてきたり隠れていたら、開けた瞬間に後ろから家の中へ押し込まれて...という事態になりかねません。鍵は家に着く少し前から手に持ち、スムーズに開錠してすばやく家の中に入って。また、家に入った後、荷物を置いてひと息ついてから鍵をかける人も多いのでは?これでは、後ろからついてきた犯罪者にすきを与えてしまいます。もし犯罪者が下見に来ていたら、「この家の住人はすぐには鍵をかけないな」という情報を与えてしまうことにも。家に入ったら必ず、即施錠する習慣をつけて。
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洗濯ものが干しっぱなし
洗濯ものを見れば、どんな人が生活しているかがわかります。また、夜になっても干しっぱなしにしていると留守に見え、空き巣に狙われやすくなります。帰りが遅い日は洗濯ものを外に干さない、女性ものは室内に干す、それ以外のものもすみやかに取り込む習慣をつけて。最近は、乾燥機能つきの洗濯機も手ごろな価格で手に入るので、思い切って購入してみるのも手。
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路上アンケートに気軽に答える
個人情報を悪用した犯罪が多発している今、気軽に住所や名前などを人に教えるのは考えもの。特に路上アンケートのなかには、キャッチセールスなど、よからぬ目的のものも含まれます。声をかけられても、無視して通り過ぎるのが無難でしょう。
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コンビニで公共料金を支払う
これは、「私はひとり暮らしです」と周囲に知らせる行為。しかも、支払い用紙には、住所や氏名が印刷されていることが多いので、犯罪に直結する可能性があります。後ろに並んでいる人はもちろん、コンビニの店員さんも、必ずしも良い人ばかりとは限りません。面倒でも振り替え手続きをして、銀行などからの引き落としにしましょう。