ひとり暮らしお役立ち情報

「部屋の条件」を決めて不動産会社へGo!

住む街を決めたら、次は部屋の条件について考えましょう。
家賃や広さなど「譲れない条件」「妥協できる条件」を明確にしてから不動産会社に行くと、部屋探しがスムーズに進みます。

どの条件を優先させるか考えよう

  • 1

    家賃

    上限を決める

    家賃や共益費、管理費など毎月支払う金額の上限を設定すること。家賃だけなら予算内に収まっていても、共益費などを足すとオーバーすることがあるので気をつけて。

  • 2

    間取り

    1R、1Kが大半

    ひとり暮らしの大半が1Rか1K。1Rとは、部屋がひとつでキッチンとの仕切りがないタイプ。1Kとは、部屋はひとつだが、別に独立したキッチンがあるタイプ。

  • 3

    広さ

    平均18~22㎡

    ひとり暮らし向けの1R、1Kの広さは大体18~22㎡。居室が6~8畳でユニットバスがついた物件がそのくらい。目安として覚えておこう。

  • 4

    収納

    平均1畳分

    収納スペースの平均は1畳分のクロゼット。畳1枚は、横約90×縦約180cmで約1.62㎡。ひとり分の洋服や日用品なら、ほぼこの広さで収まる。

  • 5

    バス・トイレ

    U・Bか独立か

    U・Bとはユニットバスのこと。バス、トイレ、洗面台の3点が一緒になっているタイプが多い。それぞれが独立している物件は家賃も高めに設定されている。

  • 6

    ベランダ

    布団が干せる

    ベランダがないと、洗濯物や布団を干すのに不便。ただし、「ベランダにはめったに出ないからいらない」という人も。洗濯機置き場がベランダの物件は、やや安い。

部屋探しの心構え

理想どおりの部屋と出会うのは至難の業。絶対に譲れない条件、妥協できる条件を明確にしておこう!

  • 7

    玄関

    セキュリティ重視

    特に女性は防犯面も重視したいところ。鍵を持った人しか建物に入れないオートロックだが、必ずしも万全ではないので油断禁物。チェーンロックの有無も考慮して。

  • 8

    日当たり

    南向きが人気

    南向きの窓なら、日当たり良好。
    逆に、日当たりが悪いとカビやダニに悩まされることもある。ただし、夜しか部屋にいないなら、それほど重視しなくてもいいかも。

  • 9

    フローリングか畳

    洋室ならフローリング、和室なら畳となる。一般に、畳の部屋のほうが家賃が安い。
    また、畳でもフローリングマットを敷いて、自分で洋室風にすることも可能。

  • 10

    キッチン

    2口あると便利

    コンロは2口あると使いやすいが、キッチンが広いぶん、家賃は上がる。1口コンロのミニキッチンの場合には自分でクッキングヒーターをプラスするという手も。

  • 11

    立地

    駅は徒歩圏内か

    駅近くの物件は家賃が高め。
    逆に、徒歩10分を超えると、家賃は下がる傾向がある。駅までは自転車と決めて、駅から離れたところで安く探す方法も。

  • 12

    防音

    騒音は厳禁

    住まいのトラブルで多いのが、騒音によるもの。よく電話をする、音楽が好き、楽器を弾くという人は、壁の厚い物件を選んで。隣人に悩まされたくない人も同様。