ひとり暮らしにかかる「お金」わかってますか?
それぞれ具体的にいくらくらい必要なのか、しっかり把握しておきましょう。
「これから新生活」のみなさんへ!
これから新生活のみなさん、部屋探しやお金の準備は進んでいますか?いい物件にめぐりあうためには、なによりスタートダッシュが肝心。さっそくこのページをチェックして、悔いのない入居日を迎えて!スタートするまでにかかる「お金」約25~50万円
1.部屋探し
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交通費
地元から離れたエリアで部屋を探す場合、現地までの電車代や飛行機代、エリア内での細かな移動によるバス代やタクシー代などが必要。何度も探しに行くとなれば、それだけ費用もかさむ。
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宿泊費
日帰りできない遠隔地で探す場合、宿泊費も必要。都心では、ビジネスホテルでも、数千円~1万円かかる。数泊するならウイークリーマンションを借りる手も。滞在中の食事代も忘れずに。
2.部屋決定
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礼金
家賃2カ月分(相場)
契約したときに大家にお礼として支払うお金のこと。契約を終了しても、敷金と違って戻ってこない。地域や物件によっては、礼金がないところもある。
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仲介手数料
家賃1カ月分(相場)
不動産会社の仲介によって物件を借りたときに、その業者に支払うお金のこと。物件を探してもらったが、契約にはいたらなかった場合は、支払わなくてよい。
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前家賃(日割り計算)
家賃1カ月分(相場)
契約をした日から家賃が発生するため、入居月の家賃は契約時に先払いする。たとえば、家賃6万円の部屋に月の半ばに入居する場合、半月分の3万円を支払う。
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敷金
家賃2カ月分(相場)
前もって大家に預けておくお金のこと。住んでいる間に破損させてしまったり、家賃を滞納すると引かれてしまう。何も問題がなければ退去時に返還される。
申込金(預かり金)
気に入った物件を仮押さえするために支払う一時金のことで、数千円~家賃1カ月分が目安。トラブルを避けるため、必ず「預かり証」をもらうこと。
CHECK!
「物件によりさまざま」
最近では、物件によって「敷金1カ月分」「礼金なし」「仲介手数料半月分」というところも。
3.引越し
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業者に依頼
時間と労力を節約したい人は、引越し専門業者に依頼するのがおススメ。荷物が大量にあったり、遠方に引越す場合も業者に依頼するのが無難。引越しの繁忙期は、料金が割高になることも。
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自分でやる
お金を節約したい人、荷物が少ない人は自分でやるのもあり。レンタカー代、ガソリン代を考えて、業者とどちらが得か比べること。友人に協力を頼んだ場合は、お礼代も考慮しよう。
4.その他
家具・家電購入費
平均10万円
ベット、冷蔵庫、洗濯機など、新生活には、家具や家電も必要。安くすませるには、リサイクルショップを利用したり、不要品を友人からもらうという手も。
暮らしていくのにかかる「お金」約15万円
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家賃
平均66000円
家賃は手取り月収の1/3以内というのが目安。家賃のほかに共益費や管理費がかかることもある。生活費に占める割合が高いので、無理をすると生活が厳しくなる。
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食費
平均20000円
生活費のなかで、個人差が大きいのが食費。自炊したり、お弁当を持参したりして節約すれば、1万円以下に抑えることも可能。逆に外食ばかりだと数万円かかる。
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光熱費
平均約7000円
電気料金やガス代のこと。ひとり暮らし初心者は、電気を消し忘れたり、エアコンをつけっぱなしにしがちなので注意して。省エネ家電を選ぶことも大切。
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水道料金
平均約3000円
水道料金は、2カ月に一度まとめて請求される地域が多い。お風呂の水を洗濯に使用したり、歯みがきの間は水道を止めるなど、細かい積み重ねで節約できる。
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通信費
平均約11000円
携帯電話の料金やインターネット接続料など、通信にかかるお金。実家によく電話をかける人は料金がかさむことを覚悟して。家に電話を設置する場合は、工事費も。
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交際費
平均約10000円
友人との飲食費、恋人とのデート費用など、付き合いにかかるお金。せっかく家賃を払っている部屋があるのだから、親しい人とは家で宴会をする手もあり。
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おしゃれ費
平均約20000円
特に社会人になると、必然的にビジネス用のスーツやYシャツを購入したり、それらのクリーニング代がかかる。洗えるものは自分で洗うなど節約の工夫を。
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日用品費・医療費
平均3000円
洗剤やティッシュなど、ひとつひとつは安くても、まとめると月々では意外と費用がかさむ。また、風邪をひいて病院に行き薬をもらえば、数千円かかることも。
理想の家計簿※月収を20万とした場合の例です。
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家賃
月収の1/3以内
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食費・外食含め
30,000円以内
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水道・光熱費
10,000円以内
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通信費
10,000円以内
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交際費
10,000円以内
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おしゃれ費
20,000円以内
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日用品費など
3,000円以内
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貯金
月収の2割以上